■CD 「想い出の唄」全16曲 歌詞一覧

銀のびらびらかんざし(端唄)

銀のびらびらかんざし 誰に買うてもうろた
ちょいとちょいと おとっつあんの江戸みやげ

銀のびらびらかんざし 誰に買うてもうろた
ちょいとちょいと おとっつあんの江戸みやげ

竹になりたや(端唄)

竹になりたや 糸竹だけ
元は 尺八 中は笛
末はそもじの 筆の軸
思い まいらせ そろかしく
ええ それそれ そうじゃいな

芋頭(端唄)

世の中に めでたいものは 芋頭
子に子ができて 孫抱いて 成人すれば
末広の 朝は 黄金の 露宿るらん

伊勢音頭(小唄)

そよ風に 遠音に運ぶ
音頭も 千々に乱るる 我が胸に
つれなく 響く 夕まぐれ
おこんは 涙 せぐり上げ
貢に 残す 一筆も
はかどり かねつ 又涙

滝の白糸(小唄)

楽屋を抜けて橋の上
肌に冷つく ちりめんゆかた
扇使いは水芸の
は お目通り

笑顔で隠す 今宵の 別れ
浮き世の 是々を
泣き明かす あの夜がらすも 旅の空
月に更けゆく 遠灯り

お祭り佐七(小唄)

しめろやれ 恋の色糸 一筋に
神田勢の いさみ肌
行く 秋の 虫の音
細る 川ばたに
うらみは 恋の 秋潮や
染めた 四ツ手の 紅しぼり
照らすほかげに 読む文も
涙に にじむ 薄墨の
遠見の橋の影 おぼろ

除夜の鐘(小唄)

除夜の鐘 言い残したが
言い始め
つい めでたさに ひかされて
ぐちも 口舌も 二年越し

紙屋治兵衛「かみじ」(小唄)

神かけて 替わるまいとの 誓詞さへ
今は仇なれ 魂も抜けた 草履の裏がえし
雨か 涙か しじみ川
「今向ふの 荷売屋で
 顔は見えねど 善六 太兵衛
 高声上げて 小春の噂」
影は 影は いとしや 小春の影が
あのまあ やせたことわいの

柳の雨(端唄)

行く水に 雨はそぼ降る
河岸の灯よ
傘が二つに 人影も
更けて寂しきあの流し

籠で行くのはお吉じゃないか
下田港の春の雨
泣けば椿の花が散る

あれ糸の音もしのびねに
柳は泣いているわいな

伊予節(俗曲)

阿波の徳島 十郎兵衛娘
年は九つ 名はお鶴
背なにおいづる 手にはつえ傘
巡礼にご報謝と門に立つ
廻る姿を お弓 ちょいと見て
これは これは 巡礼衆
どれどれ 報謝 進ぜましょう
定めし連れ衆は 親御たち
いえ ただ一人

四季「江戸小唄」(昔のもの)

春の野に出てサ 白梅 見れば サーヨオィ
露に びん毛がサ いよみな濡れる
よしてくんさい おぼろ月

夏の夜に出てサ 蛍狩りに サーヨオィ
露に 団扇がサ いよみな 濡れる
よしてくんさい お月さま

秋の夜に出てさ 七草つめば サーヨオィ
露に 小褄がサ いよみな濡れる
よしてくんさい 女郎花

冬の夜に出てサ きぬたを聞けば サーヨオィ
露に衣がサ いよみな濡れる
よしてくんさい 寒念仏

から傘(江戸小唄)

から傘の 骨はばらばら
紙や破れても
離れ離れまいぞえ 千鳥がけ

から傘の 傘のしづくで
地が掘れるまで
好いた好いた同士の立話

起きあがりこぼし(新作)

起きあがりこぼしがね
起きあがりこぼしの言うことにゃ
ころんで え また起きるが私の取り柄よ さて
ええ 〜 だるまさん しんぼだね
ええ〜 ああ ソレソレ
いつも座禅組む さてもだるまさん
石の上 九年 苦労でひげだらけ
サテころんで起きるにゃ辛抱がね
辛抱が 辛抱が 大事だね
おや おやおや おや おっこりゃ きゃっこりゃ
がっこりゃ りっこりゃ
ええ 〜 こぼし

起きあがりこぼしがね
起きあがりこぼしの言うことにゃ
ころんで え また起きるが私の取り柄よ さて
ええ 〜 かかしめは しんぼだね
ええ〜 ああ ソレソレ
いつも風の中 さてもかかしめは
田を守る ぼろをさげても 腹立てず
サテころぶも起こすも あなたのね
あなたの あなたの 腕だよね
おや おやおや おや おっこりゃ きゃっこりゃ
がっこりゃ りっこりゃ
ええ 〜 こぼし

狸囃子(新作)

囃す鼓 狸の鼓
森でたたけば ああ ポコポコと
叩きゃ出る出る 叩きゃ出る出る 叩きゃ出る出る
何が出る 月が出る
森で ポコポコ
ポコポコ 腹鼓

黒いあんこ 白玉だんご
おばがこねれば ああ うかうかと
こねりゃ出る出る こねりゃ出る出る こねりゃ出る出る
何が出る 月が出る
おばが うかうか
うかうか 麦だんご

坊主頭 和尚の頭
酔うて 踊れば ああ ふらふらと
おどりゃ出る出る おどりゃ出る出る おどりゃ出る出る
何が出る 月が出る
酔うて ふらふら
ふらふら 蛸踊り

手拍子揃えて(ハヤシ)

手拍子揃えて はなやかに
舞いもうたり
囃す 乂太鼓
誰しも見に行く 花の山
チラと見染めし 幕の内
その花かたいで 千鳥足

よしこの

ハアラ エライヤッチャ エライヤッチャ
ヨイ ヨイ ヨイ ヨイ

(以下はやし略)

阿波の殿様 蜂須賀さまが
今に残せし 阿波踊り

笹山通れば 笹ばかり
大谷通れば 石ばかり
猪 豆喰て ホウイ ホイ ホイ

踊り踊らば 品良く踊れ
品のよい娘を 嫁にとる

笛や太鼓の よしこのばやし
踊りつきせぬ 阿波の夜

踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら
踊らにゃ損々