阿波風景 阿波の藍ほど みどりの潮に 恋が渦巻きゃ ろかいは立たぬ ヤンラ千鳥が 身をぬらす ヨオイ ヨオイ ヨイヨイ ヨオイヤサ せんど陽気に酔わしたあとは 吉野川橋 ただ一筋と 恋のテンポに 私をのせて 春のおぼろを 走る首尾 空は墨絵の城山がらす 町に灯がさしゃ ねぐらに帰る 滝の夕暮 つき出す鐘に 散るは桜か 仇花か 行こうか戻ろか 新町橋の しだれ柳が 風吹くままに 思う中州に ツイ船とめりゃ まねく尾花に 月がさす