紙屋治兵衛「かみじ」(小唄)

神かけて 替わるまいとの 誓詞さへ
今は仇なれ 魂も抜けた 草履の裏がえし
雨か 涙か しじみ川
「今向ふの 荷売屋で
 顔は見えねど 善六 太兵衛
 高声上げて 小春の噂」
影は 影は いとしや 小春の影が
あのまあ やせたことわいの